桜の季節も終わり過ごしやすい季節となりました。今年2017年も、みずがめ座流星群の観測が予測されています!
みずがめ座流星群は、毎年ゴールデンウイークと夏休み中に極大となる流星群です。
連休の予定はもう立てられましたか?
今年の連休は、いつもとは少し違う天体観測デートなんていうのはいかがでしょうか?
近年、密かに注目されている天体観測。
今回は大阪で流星を見るにはピッタリのデートスポットや、
- みずがめ座流星群のピーク時間
- 方角
- 5月と7月のみずがめ座の違い
- そして、大事な流星群を見るコツ
などをご紹介します!
みずがめ座流星群とは
まず始めに、みずがめ座・みずがめ座流星群についてご紹介します。
みずがめ座は星占いや、生まれ月の星座などで馴染みのある星座かと思います。
水瓶を抱えた美少年ガニメデスの姿を表した星座で、「黄道十二星座」の一つです。
ちなみに、暗い星が多くあまり目立つ星座ではありません。
みずがめ座のギリシャ神話がこちらです。
神々に使えることはとても光栄なことではあったが、トロイの国王と王妃はとても悲しまれたのでした。
せめてものお礼にと神ゼウスは、夜空を見上げればいつでもガニメデスの姿が見られるように、水瓶を持つガニメデスの姿を星座に残されたのでした。』
星座にはそれぞれ物語があります。
ギリシャ神話などから星座について知っておくと、さらに観測意欲が高まりますよね☆
5月と7月のみずがめ座のちがいは?
みずがめ座流星群には、5月と7月に観測される流星群があるのはご存知ですか?
5月「みずがめ座η(イータ)流星群」
毎年ゴールデンウイークに活発になる流星群です。
みずがめ座η流星群の母体と考えられているのが、ハレー彗星です。
このハレー彗星の通り道を地球が通過する時に彗星残っていた彗星のチリが、地球の大気中に入り込み、流星となって見えると言われています。
今回見頃を迎えるみずがめ座η流星群は、ハレー彗星からの贈り物とも言われています☆彡
7月「みずがめ座δ(ガンマ)流星群」
毎年夏休み中の7月末頃に活発になる流星群で、長い期間にわたって見られるのが特徴ですが、あまり大きなピークがありません。
見られるときは、1時間に10個程度の流星が見られます。
みずがめ座流星群は、みずがめ座の放射点を中心に四方八方へ飛び出すように見られます。
2017年みずがめ座流星群の方角とピーク時間はいつ頃?
「みずがめ座η流星群」
観測ピーク時間:2017年5月6日(金) 午前10時頃
5月に入り流星を鑑賞しやすい気候ではあるのですが、今年は極大になるのが午前中のため、あまりいい条件ではありません。
第二候補:2017年5月6日(金) 午前0時~夜明け頃
「みずがめ座η流星群」の鑑賞は第二候補を目指した方が良さそうです。
「みずがめ座δ流星群」
観測ピーク時間:2017年7月28日(金)午後10時頃
観測条件は良さそうです。ただし、月明かりなど光が視野に入らない場所がおすすめです。
また、7月23日~25日の間でも観測できると予想されています。
方角は「みずがめ座η流星群」「みずがめ座δ流星群」ともに、基本的にはどこでも観測は可能ですが、東の空から四方八方へ飛び出すように流れるので、注目しておきましょう。
大阪のおすすめデートスポット5選!
大阪で楽しめる、天体観測デートスポットを5箇所ご紹介!
あなたにピッタリの場所を見つけてくださいね。
梅田スカイビル/空中庭園展望台
「夜景100選」にも選ばれていて、360°パノラマの絶景が楽しめます。
足元にも星を散りばめたようなライトアップがされていて、星の海のようなロマンチックな空間が広がっています。
住所:大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビル
信貴生駒スカイライン
大阪と奈良を見下ろすことができ、美しい夜景と星空が一望できます。
夕暮れ時も絶景です!車の中からも楽しめるので、ドライブデートにもおすすめです!
額田山展望台
ハイキングでの夜景や星空を楽しめるスポットです。
いい汗を流した後の絶景は格別ですよ!
住所:大阪府東大阪市東豊浦町
舞州緑地シーサイドプロムナード
海と共に夜景が楽しめる場所で、舞州緑地遊歩道では食事の後などにゆっくりとした時間をすごせます。
住所:大阪府大阪市此花区北港緑地2-3-142
ちはや園地
大阪湾の街並みと大峰山が360°のパノラマが満喫できるスポットです。
住所:大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早1313-2
参考になりましたでしょうか。
大阪には素敵な天体観測スポットが沢山ありますね!
ぜひ、大切な人と足を運んでみてください♡
流星群を見るときのコツと注意点
流星群を見る時にとても大切なコツや注意する点。きちんと予習をして流星群を鑑賞しましょう。
《コツ》
流星群を見るうえで、観測する場所はとても大切です。
見る確率を上げるには障害物の少ない場所を選び、なるべく街の灯りや月の光が視野に入らないようこころがけましょう。
また、一定方向だけ見ていては流星群を見逃してしまうので、空全体を見渡すように眺めるのが流星群を見つけるコツです。
《注意点》
暗い場所では懐中電灯を持参し、夜はまだ冷えることもあるので、野外の観測には多少の防寒対策が必要です。
お互いが気持ちよく観測できるように、最低限のマナーは守りましょう。
まとめ
これから見頃を迎える「みずがめ座η流星群」と「みずがめ座δ流星群」さらに、ハレー彗星。
大切な人と見られてはいかがですか?
大阪には、とても素敵なデートスポットが沢山あります。
この機会に天体観測デートというのも、あなたのプランに加えてみてはいかがでしょうか。
ピーク日時や方角、コツ、注意点などを参考に、素敵な夜を過ごしてください。
最後までご覧いただき有難うございました☆彡
私がいつも見ているKAGAYAさんのツイート。
今回もとてもきれいな写真を撮られていましたのでアップさせていただきます。
みずがめ座エータ流星群、流れ星と天の川。
神奈川県ですがこれは綺麗ですね・・・。
光る海、流星わたる天の川。
波頭が青く光るのは夜光虫の光。その幻想的な海の上をみずがめ座エータ流星群の流れ星が。
わたし自身初めて見る光景にドキドキしながらの撮影でした。
(今朝未明、神奈川県にて撮影) pic.twitter.com/ZbKRwqzkyZ— KAGAYA (@KAGAYA_11949) 2017年5月6日
7月末に他の流星群が見ることができます。
こちらもぜひご覧ください。
→やぎ座流星群2017の方角とピーク・特徴!東京・大阪でおすすめの場所は?
こちらの記事では、2017年の流星群をまとめています。
→2017年流星群はいつ?ピーク時間や流れ星の数まとめ!これを見れば2017年は見逃さない!
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