女性の感染者が増えている「梅毒」!その症状、治療法について

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“梅毒”について、皆さんはどこまでご存知でしょうか。
数ある性感染症の中の一つです。
私自身、学生時代、歴史の授業で耳にしたことがあるくらいで過去の病気だと思っていました。
ところが、その“梅毒”の感染者が近年増加傾向にあります。
特に女性の増加が目立ということで、今回は“梅毒”についてまとめてみたいと思います。

カpップル

梅毒とは

梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症。
原因は梅毒トレポネーマという病原菌で、病名は症状にみられる赤い発疹が楊梅(ヤマモモ)に似ていることに由来し、感染すると全身に様々な症状が出ます。
早期の薬物治療で完治が可能です。

引用:厚生労働省

年比1000人増と感染者は年々増えており、コンドームを使用しても感染は防ぎきれないと専門家は警鐘を鳴らしています。

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梅毒の症状

主な感染経路は、粘膜や皮膚の直接の接触です。
具体的には、性器と性器、性器と肛門(アナルセックス)、性器と口の接触(オーラルセックス)等が原因となります。
感染したあと、経過した期間によって、症状の出現する場所や内容が異なります。

 

  • 第Ⅰ期: 感染後約3週間

感染がおきた部位(主に陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりなど。
股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることも。
痛みがないことも多い。

治療をしなくても症状は自然に落ち着いてきますが、体内から病原体がいなくなったわけではないので、他の人にうつす可能性もあります。
感染した可能性がある場合には、この時期に梅毒の検査が勧められます。

 

  • 第Ⅱ期: 感染後数か月

病原体が血液によって全身に運ばれ、手のひら、足の裏、体全体にうっすらと赤い発疹が出ることがあります。
発疹は治療をしなくても数週間以内に消える場合があり、また、再発を繰り返すこともあります。
抗菌薬で治療しない限り、病原菌である梅毒トレポネーマは体内に残っており、梅毒が治ったわけではありません。

この時期に適切な治療を受けられなかった場合、数年後に複数の臓器の障害につながることがあります

 

  • 晩期顕性梅毒(感染後数年)

皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。
複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死亡に至ることも。

妊婦・妊娠を考えている方は特に注意!!

梅毒リーフレット
(クリックで画像が大きく表示されます)

妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤を通して胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡、奇形が起こることがあります(先天梅毒)。

発見と治療法

どの医療機関でも検査は可能です。
医師による診察と、血液検査(抗体検査)で判断します。
梅毒に感染していたとわかった場合は、性的な接触のあった方と一緒に検査を行い、必要に応じて、一緒に治療を行うことが重要です。

治療は抗菌薬を内服が一般的です。
入院のうえ、点滴で抗菌薬の治療を行うこともあります。
医師の指示に従い、自己判断で抗菌薬の服用を中断をしたり、感染拡大の可能性のある限りは性交渉は控えなければなりません

初期のうちは自覚症状のない場合もある“梅毒”
コンドームを使用したとしても100%の予防にならないといわれているので怖いですね。
自分もパートナーも不特定多数との接触を避けること。
体に異変があったときは、恥ずかしがらずに早めの健診が大切ですよ^^

 

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