「生理」
そのリズムや重さは人それぞれです。
たとえ軽かったとしても、多くの女子にとってハッピーな時間とは言いがたいものだと思います。
生理には、生理開始前から不快な症状があらわれる“PMS”(月経前症候群)というものがあります。
「耳にしたことはある」という方は多いんじゃないでしょうか。
カラダやココロの不調としてあらわれる“PMS”
ここで改めて、自分のバイオリズムと向き合ってみましょう。
生理前の不快な症状 PMSとは
PMS:Premenstrual Syndrome
≪月経前症候群≫
- イライラしやすくなる
- 胸が張って痛む
- 甘いものが無性に食べたくなる
- 気持ちが不安定になって急に泣きたくなる時がある
これらはPMSの症状の一例です。
「あっ・・・」と思い当たるものはありませんでしたが?
例に挙げたもの以外でも、生理3~10日くらい前になるとあらわれる様々な症状が“PMS”と呼ばれます。
食欲やだるさなどカラダにあらわれる人もいれば、イライラなどのココロにあらわれる人もいるのです。
それらの不快感は生理前に始まり、生理になると穏やかに落ち着いてくる傾向にあります。
実はほとんどの女性が何らかの不快な症状を抱えているといわれているのですが、その多くが自身の不調を“PMS”と認識してないのだとか。
特にココロにあらわれる不調はそのままにされやすく、自身や周囲からは「単なる気分の落ち込み」などとしてとらえられ、一人で悩む女性もたくさんいるのです。
一人では気づきにくいPMS アプリを活用して自分のリズムを把握しよう
自分の生理周期を記録管理するアプリがたくさんありますよね。
「次の生理がいつ来るのか」ざっくりとした予想ができて便利です。
無料で利用することができるものが多く、私も利用している女子の一人です。
皆さんが利用している“そのアプリ”
生理日予測だけじゃなく、セルフPMSチェックとして使ってみませんか?
方法は簡単です。
セルフPMSチェック
生理予定日10日ほど前になったら、その日あったことを簡単に記録してみましょう。
後日生理周期と照らし合わせやすいように、アプリ内のメモ機能などを利用すると便利だと思います。
難しく構えなくても大丈夫です。
「お昼にも甘いものを食べたのに、夜もデザートを頼んじゃった」
「今日は〇〇で落ち込んだな」
「一日頭が重くてだるかった」
「いつもなら笑って流せるのに、今日はイライラしやすかった気がする」
そんないつもと違う“ちょっとした違和感”を記録してみるのです。
過去の生理周期を振り返れば、カラダやココロの不調の傾向を知るヒントになると思います。
女子にとって、自分のバイオリズムを知ることはとても大切なことです。
わたしってPMSかも・・・そう思ったら 婦人科を受診しよう
振り返ると生理前に同じような症状が続いている。
もしかしたらPMSなのかもしれない。
そう感じたら、≪婦人科≫を受診してみましょう。
“産婦人科”として産科と婦人科が一緒になっているケースが多いです。
婦人科を受診したことがない方にとっては、足を踏み入れるのも勇気のいることかもしれません。
でも実際は、風邪で内科を受診するのとなんら変わりません。
初診の内容に関しては、その病院によってさまざまです。
しかし多くの場合、問診で生理前の不快な症状を伝えると、医師からより専門的なPMSに関する情報をアナウンスされることでしょう。
PMSであると診断されると、生活習慣を改善するところから指導がスタートし、その症状に適した漢方薬などが処方されることが多いようです。
婦人科受診の際の服装について
初めてだと、どんな健診があるのか予想もつかなくて不安ですよね。
症状によっては婦人科系の異なる疾患が疑われた場合、その日のうちに触診などの検査があるかもしれません。
スムーズに検査に入れるように、念のためスカートで受診することをオススメします。
婦人科にかかるその前に 市販薬を試してみよう
PMSには市販薬があります。
【プレフェミン】
プレフェミンは日本で唯一のPMS症状緩和のための市販薬です。
西洋で古くから婦人科疾患の治療に用いられていたハーブ「チェストベリー」のエキスなどが含有された錠剤です。
有効成分
1日量(1錠中)
チェストベリー乾燥エキス 40㎎(チェストベリー抽出物として 20㎎)
用法・用量
成人女性(18歳以上)
1回1錠、1日1回
効能・効果
月経前の次の諸症状(月経前症候群)の緩和
乳房のはり、頭痛、イライラ、怒りっぽい、気分変調
価格
30錠 1,800円(税別)
※薬剤師にご相談の上ご購入ください
※効果には個人差があります
もしかして・・・そう思ったら、薬剤師さんに相談して試してみるのもアリなのではないでしょうか。
思いもしない症状がPMSかもしれません。
女子なら誰でも起こりうるPMS。
「自分は違う」なんて決めつけずに、まずはセルフチェックから始めてみましょう。
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