今回の実写化したら予想はBTOOOM!。
読み方は”ブトゥーム”。
週刊コミックバンチで2009年6月から2010年8月まで掲載され、2011年1月からは月刊コミック@バンチで、2017年3月の現在も好評連載中の作品です。アニメ化もされ、ネット上ではスタイリッシュボンバーマンなどと通称されたりする作品です。ゲームアプリも出ていますね。
魅力は沢山あるのですが、まずはどのような作品なのかと。
簡単な解説から始めましょう。
BTOOOM!とは
自宅で日々オンラインゲーム「BTOOOM!」に没頭していた坂本竜太は、世界ランキング10位の日本人プレイヤー「SAKAMOTO」として注目される存在で、運営会社ティラノスのデバッグをしていた。定職に就かず、引きこもり同然の彼を持て余した母親は、ティラノスから送られた用紙に息子の名前を書いて、自らは自殺未遂を図る。
ある日竜太は、南海の孤島のジャングルで目を覚ます。そこにいる理由も分からぬまま、竜太は同じく島へ連れ去られて来た人々との、効果の異なる8種類の爆弾「BIM」を駆使した、リアル版「BTOOOM!」による殺し合いを強いられることになる。各プレイヤーの左手に移植された「8つのICチップ」を奪うことでゲームクリアを目指すルールにより、32人のプレイヤーのうち最大4人しか生還できない熾烈なゲームであった……。
生き残れ。爆殺遊戯の幕が上がるーー。
（引用：http://www.btooom.com/）
という、有り体に言ってしまえば、
よくあるバトルロワイヤルものといった感じです。しかし、ゲームとしてのブトゥームや、無人島での駆け引き、登場人物たちの背景、葛藤、そして何より、作者井上淳哉の描く魅力的なビジュアルなど、随所に引き込まれる要素が沢山あるのが、この作品です。
作中内では【BIM】と呼ばれる各種爆弾を使ったバトルが繰り広げられます。
作品内でのバトルシーンは、戦闘バトル系のゲームをプレイしたことのある方なら、共感すること間違いなしでしょう。と言うのも作者自身が過去にゲームデザイナーとしてゲーム会社に所属していたからであり、故にゲームの表現は「リアル」なのです。
また、作者の昔からのファンならばモブとして登場するキャラ達にニヤリとすることも間違いないでしょう。また、キャラたちの着用するTシャツに見たことのあるキャラが描かれていたり、と細かなファンサービスも魅力と言えるのではないでしょうか。
作者情報
井上 淳哉（いのうえ じゅんや、1971年10月18日- ）は日本のゲームクリエイター、イラストレーター、漫画家。高知県中村市（現：四万十市）出身。高知県立中村高等学校、日本電子専門学校CG科卒業。血液型はB型。 （引用：http://www5.airnet.ne.jp/jokerjun/）
登場人物
主要キャラクターの名前は一部を除き”歴史上の人物がモチーフ”になっています。
坂本 竜太（さかもと りょうた）
主人公。男性、22歳、B型、無職、東京在住。
典型的ニートであり、自室に閉じこもってオンラインゲームをプレイしてばかりいるネットゲーム廃人。しかし、ゲームの腕は天才的で、いくつものゲームでワールドレコードを叩き出している。ネットゲーム「BTOOOM!」でも四つ星プレイヤーで日本人唯一の世界トップ10ランカーだった。
ヒミコ
ヒロイン。
「ゲーム版BTOOOM!」ではHIMIKOの名前でプレイしている。
金髪碧眼白人の女子高生。レイプされかけたことが過去にあり、男性を信用せず、特に男の体に強い拒否感をもち、レイプされるぐらいならば自殺することを選んでいる。実は「ゲーム版BTOOOM!」では竜太と結婚までしていた。尤も、問い詰められた際には否定していたが……。
平 清（たいら きよし）
男性、51歳、A型、不動産経営、大阪在住。
関西弁で話す中年男性。殺し合いに参加する気はなく、竜太にも仲間を増やして島から脱出することを提案している。社会人として長くやってきたこともあってか知恵は働き根気もあり、坂本もそれに感心していたが、「ゲーム版BTOOOM!」はプレイしたことが無く、戦闘に関してはほとんど素人同然である。
吉良 康介（きら こうすけ）
14歳、AB型、中学生男子、東京在住。
「ゲーム版BTOOOM!」のプレイヤー。
美少年であり、普段の言動は無邪気だが、その本質は一般社会の倫理を平気で無視し、弱肉強食という発想においてしか行動できない病的な性格。殺し合いゲームに積極的に参加し楽しむようになる。過去に殺人事件で逮捕され、裁判を受けたことがある。
織田 信隆（おだ のぶたか）
男性、22歳、AB型、飲食店経営、東京在住。
パーマをかけた長髪にサングラスが特徴。
良太の高校時代の同級生。高校時代は亮太と同じ母子家庭ということもあってか、不思議と気楽に話し合える友人だった。優れた頭脳と高い身体能力を持ち、一か八かの駆け引きにも大胆に挑む行動力とそれを成功させる勝負強さを持つ。母子家庭で高校在学中から年齢詐称してホストクラブでアルバイトをしており、退学後は自分で店を持つまでになっている。中学生時代は六本木で幅を利かせる不良グループのメンバーだった。
今川 義明（いまがわ よしあき）
男性、24歳、O型、無職、神奈川在住。
竜太が最初に出会った参加者。短い金髪に袖無しの軍用コートを着たチンピラ風の青年。
北条 美沙子（ほうじょう みさこ）
女性、25歳。フリーター。
コロンビア人とのハーフで肌が浅黒く黒人風のファッションをしている。島に落とされたトランク（食料の救援物資）を手に入れようとした際、戦闘になる。後に、織田と共に行動していたことが判明する。
吉良 義久（きら よしひさ）
男性、44歳、A型、トラック運転手、東京在住。
吉良康介の父親。
息子以上に自己中心的で粗暴な男。息子である康介を自分の都合の良いように扱い、少しでも気に入らないことがあるとすぐに暴力を振るうことが日常化していた。康介に歪んだ人間性を植えつけた張本人。
夏目 総一（なつめ そういち）
男性、52歳、A型、神奈川在住。
吉良康介の裁判を担当し、減刑判決にした弁護士。
アニメでは刑事から「温情派のやり手」と評され、その弁護ぶりを「目立ちたがり」と吐き捨てられていた。実際の性格は非常に臆病で錯乱しやすく、戦いの中から譲ってもらった興奮系のドラッグに依存してしまい、異常な精神状態で坂本に襲い掛かる。
宮本 雅志（みやもと まさし）
男性、38歳、A型、元自衛官・軍事ライター、東京在住。
ヒミコが最初に出会った参加者の1人。
島に来た当初に出会った近藤、明智、ヒミコの3人とチームを組んだが、食料の分配で口論になり、そのためヒミコと明智に不信感をもたれることになる。BIMやレーダーを使おうとせずランボーナイフや自分の技術を使って敵を倒そうとする。
屈強な肉体を持ち、レンジャーの訓練を受けたことやフランス外人部隊に身を置いたこともあり、足跡などを追ってレーダーなしで相手を追跡でき、ドアにクラッカー式のBIMを応用したトラップを張るなど、坂本のようなゲームの技術を応用した戦闘術ではなく、現実の戦闘術のプロ。主催者の見立てではゲームクリアの最有力候補。加虐的な性向で、若い女性を生きたまま皮を剥ぐなどの行為に興味を持っていた。
近藤 勇（こんどう いさむ）
男性、40歳、A型、中学教師、東京在住。
ヒミコが最初に出会った参加者の1人。
正義感が強く殺し合いのゲームを拒否していた。
明智 光男（あけち みつお）
男性、18歳、O型、無職、埼玉在住。
ヒミコが最初に出会った参加者の1人。
肥満体型で重度のマザコン。宮本から逃げ出した当初はヒミコに親切にしていたが、後にヒミコと口論になり殴られたのを機に豹変する。女性に偏見を持ち、自分の好きな女性を襲った時に抵抗しなかったことから「嫌がられていない」と勘違いしてレイプする事件を起こしており、同じ理屈でヒミコを拘束してレイプしようとする。
木下 秀美（きのした ひでみ）
女性、19歳、A型、フリーター、群馬在住。
ギャル風の派手な外見で自己主張が強い性格。
額が開いた髪型をしている。織田と行動を共にしており、織田からは「秀子」と名前を勘違いされた上に、省略されてデコと呼ばれている。鍛え抜かれた肉体から繰り出される蹴り技や関節技を使いこなす。
柿本 人志（かきもと ひとし）
男性、27歳。会社員風の身なり。
木下と行動を共にしていたが、トカゲの群れに追われ、BIMを使いトカゲを殺そうとするも、自分が投げたクラッカー式のBIMの爆発により吹き飛んだ石で顔を負傷する。
伊達 政人（だて まさひと）
男性、40歳、AB型、医師、千葉在住。
前回のゲームをクリアし2度目のゲーム参加となる。
一見誠実そうだが、本質的には打算的であらゆる人間を見下し、自分の保身のことしか考えていない性格。今回のゲームにおいても、単独プレイは不利であることを十分に理解しており、宮本との戦闘で負傷した平の手当てを行うことで、竜太達の信頼を得て行動を共にする。
岩倉 智明（いわくら ともあき）
男性、49歳、O型、漁師、愛知在住。
半袖を着た浅黒い肌の男。
坂本との戦いでBIMを失った吉良と行動を共にする。
吉良のことはいけすかないと思いつつも読みの良さから戦力として認めているが、吉良からはバカな大人と思われている。
樋口 葉子（ひぐち ようこ）
女性、20歳、A型、女優業、神奈川在住。
東郷とチームを組む1人。
「一葉」という芸名でアダルトビデオに出演していて淫猥な雰囲気を出しているが、本人曰く男性にはこだわりがある模様。勘が鋭く、他人の嘘を見破れる。東郷が吉良を助けに行った後、上杉と待機していた所を坂本が奇襲、坂本に上杉と共にBIMを奪われてしまう。
楠 重雅（くすのき しげまさ）
男性、46歳、A型、会社役員、静岡在住。
中年太りした眼鏡の男。東郷とチームを組む1人。吉良曰く「一番トロくてカモ」。
上杉 謙也（うえすぎ けんや）
男性、26歳、AB型、会社員、東京在住。
東郷とチームを組む1人。
今風の軽そうな雰囲気で、吉良にも怯えるあまり簡単に騙されてしまう。AV女優としてのファンだった樋口に性的魅力を感じているが、「強い男が好き」という理由で相手にされていない。
東郷 平太郎（とうごう へいたろう）
男性、45歳、A型、無職、鹿児島在住。
飛行機内で32人のプレイヤーが乗っているのを確認し、最大で4人がゲームをクリアできると気づき、3人の仲間と手を組み4人でのクリアを目指す。
リーダーとしての資質に優れていて、レーダーとジェスチャーを組み合わせて連携プレイを行う戦法で勝ち残ってきた。独断専行により窮地に陥った吉良を助けるために坂本と交戦、ゲームは素人ながらも坂本をして「強敵」と言わしめる技量と機転を見せた。
輝夜（かぐや）
女性、11歳、AB型、小学生、東京在住。
「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーの1人。
宗教団体「月の光教」の教祖様であり、霊を視認できる。喋れないため、意思疎通はポシェットに入ったタブレット端末で行う。
登場人物（ティラノスジャパン）
「ゲーム版BTOOOM!」の運営を行いながら陰で現実版BTOOOM!の運営を行う会社。運営人の面々が登場人物として登場する。
鷹嘴（たかのはし）
男性。45歳、AB型、ゲームプランナー。
「ゲーム版BTOOOM!」開発の中心的人物で、「現実版BTOOOM!」の主催者の1人でもある。
男性、24歳、A型、ゲームプログラマー。
坂本の学生時代の先輩で、ティラノスジャパンの開発プログラマー。
「ゲーム版BTOOOM!」の開発スタッフであり、「現実版BTOOOM!」でも統括的な立場に関わっている。坂本のゲームの才能を認めつつもクリエイターとしての能力の無さに気付いており、彼がティラノスジャパンに入社することをやんわりと受け流していたが、ゲームに参加した坂本を気にかけており、坂本の生死に一喜一憂する場面があった。
BTOOOM!のゲーム性
作品を語るうえで欠かすことの出来ないのが、BTOOOM!のゲームシステム。
作品を読んでいるときは、どういう状況でどういうルールで、というのがキャラの口から説明されるので、全然困らないのですが、見たことのない方々の為に少し解説しましょう。
孤島を舞台に【BIM】と呼ばれる様々な種類の高性能爆弾を利用して他のプレイヤーと戦う。
ゲーム参加者は左腕に楕円形のICチップが埋め込まれており、これを自分のチップも含めて8個集めることで島を抜け出せるが、ICチップは参加者の心肺が停止するか手術をして取り出すしか外す方法はなく、殺害して奪い合わせることを目的としている。
BIMを駆使して戦うと説明しているが、「ゲーム版BTOOOM!」とは違いBIM以外での殺傷も認められており、その場合でもICチップは取り外せる。BIMは有利な武器として与えられているだけである。
ICチップは最初に所有しているBIMと連動しており、ICチップを保有している人間以外はBIMを起動できない。また、ICチップは他を見つけるレーダーとして使える。ICチップは三次元スキャナーとモーションキャプチャーの性能を持ち、プレイヤーとその周辺の地形のモーションデータ等の情報が主催者側にリアルタイムに送られているからである。
食料や水、ライト、生活用品などゲームを有利にする物品が入ったトランクが、1日に1回定時に飛行機で空からパラシュートで投下される。
またBIMは複数の種類が用意されています。これはゲーム版も現実版も共通。
クラッカー式
スイッチを入れることで信号が作動し、衝撃が伝わることで爆発する。
主に直接投げつけるといった最もオーソドックスなBIMである。扱いやすいが、他のBIMに比べて破壊力が弱いのが難点。オーソドックスであるがゆえ、普及率が高い。
タイマー式
スイッチを入れると、グラスモニターに「10」の文字が表示され、1秒ごとに数字がカウントダウンして「00」になると爆発する。
カウントダウン中にスイッチをもう一度押せば、タイマーを一時停止できる。カウントダウンの時間変更も可能で、「10」から「01」の好きな時間に変更できる。待ち伏せやトラップ等の戦略的な使用に適している。
爆縮式
スイッチを入れると、裏側が吸盤状態になって壁や天井に接着できるセッティングモードに入り、数秒後にスライドカバーが開いてBIMの中に空気や塵が吸い込まれていく真空モードに入る。
真空モードが臨界点に達すると一気に爆縮し、あらゆるものを抉り取る真空の爆発が起こる。地形等の硬い物質の破壊に適している。
烈火ガス式
スイッチを入れて投げるとカバーが開き、化学薬品の入った小型カプセルを撒き散らす。
四方八方に飛び散ったカプセルから飛び散った化学薬品は空気に触れることで高温の猛毒ガスとなり、あらゆる者の命を奪う。広範囲の攻撃や誘導に適している。
ホーミング式
デジカメで撮影するかのように攻撃対象をロックし、プロペラ飛行しながら、相手めがけて追尾する。
飛行装置が大きいために中の炸薬が少なく殺傷能力は低いが、対象に触れた瞬間に爆破する性質上、少ない炸薬でも十分な致命傷を与えられる。追尾速度は遅めだが、一旦ロックすればどこまでも追尾できる。その代わり、ターゲット以外の生物には爆発せず、手に取って無効化されて所有権も相手に移ってしまう、相手もホーミング式を所持していた場合、向かってくるホーミング式にロックして放つと撃ち落とされてお互いに相殺されてしまう、などの欠点がある。
ちなみにモニターを覗くとサーモグラフとしても使え、レーダーを使用しなくても物陰や岩陰に隠れた生物の位置を確認できる。
リモコン式
起爆スイッチを入れて配置した後、同梱されたリモコンで離れた場所から自由に爆破できる。
BIMにはそれぞれ1～8までの番号が割り振られており、仕掛けた番号のボタンを押すことで起爆させられる。確実に相手が来るであろう場所に仕掛けられれば有効であるが、相手と対峙してしまった場合はきわめて不利なBIMである。
フレイム式
起爆スイッチを入れて数秒後、燃料カプセルが四方に射出され、その軌道上に火炎の壁が広がる。
火炎は1300度で燃え盛り、約1分ほどで消える。
複数個使用して敵を包囲するのにも適しており、狭い建物内などで使えば相手の逃げ場を防ぐ強力な武器となるが、戦略的に使用しないと自分が被害を受けることになる。
バリア式
スイッチを入れた瞬間、四方に電磁波の壁を1分間だけ作り出す。
この壁は衝撃波を無効化する力があり、爆風のみならず衝撃を持つ物理攻撃全てを跳ね返せる。
電磁波の壁の中に入っていれば他人にも適応される。1分間経つと電磁波が自然に消え、使用後はそのまま捨てる使い切りとなっている。
逆にいえば、炎やガスのような衝撃を持たない攻撃には全く効果がない。また、BIM自体に攻撃力が無いため、他の攻撃用BIMと組み合わせて使う必要がある。
他人に所有権を移せない。
これらをうまく使用することで勝利を目指すのがBTOOOM!です。ゲーマーの方には、「投擲武器しかないFPS」というと伝わるでしょうか。この辺りの駆け引き、思考、心理描写も魅力的で、このゲームを実際にプレイしたくなりますね。
作品紹介はこの辺りにして実写化予想に移っていきましょうか。
実写化キャスト予想！
主人公、坂本竜太。引きこもりですが、ゲーム版での経験からリアル版のBTOOOM!でも、ダイナミックな戦術を使ったり、とニートとは思えないアグレッシブな行動をとる事もあります。なので、カッコよくアクションシーンをこなせて尚且つ、どことなく似てる方にしたいですね。ずばり、佐野岳さんです。好演してくれると思います。
ヒロインのヒミコ。暗い過去を持ち（キャラクター全員に言えることですが）生き残るために奔走する彼女。白人女性と言う設定や、豊満なバストからローラさん、と言いたいところですが話題を集める為の配役、と言う感じが拭えないですね。演技力なら、小池栄子さんといたところでしょうか。外国人キャラなので、加藤ローサさんでもいいかもしれません。
平さんは関西弁のおじさんなので、オール阪神さんや、トミーズ雅さんなどが雰囲気を壊さないかな、と思います。赤井英和さんなんかも演技力が高く、好演してくれるのではないかな、と個人的に思います。
美少年の吉良。普段は無邪気な子供なのですが、殺人ゲームを心の底から楽しむと言う、残虐な面も。という訳で、子役ながら演技力が高い子がいいでしょう。無理に子役をあてがわなくとも、と思うかもしれませんが、吉良は美少年なので成長させるなんていう設定改変は許しません！という訳で、年齢も近い谷花音ちゃんに演じて頂きましょう。難しい役ですが、演技力の高さなら大人にも引けを取らないのできっと大丈夫！
竜太のライバルの織田。主人公との因縁、物語のキーパーソンであったり、重要なキャラクターです。物語を一味も二味も深みを与えているキャラクターですね。もうこのキャラキターは一人しかお願いできる役者さんは居ません。藤原竜也さんです。求められるのは、演技力ただ一点。更に、長髪なので、藤原竜也さんが余計な役作りしなくて済む、というのも大きなポイントですね。
今川。物語序盤から登場するキャラですね。ジャニーズwestの神山智洋さんに演じて頂きましょう。演技力を始めとして色々な面で賛否を巻き起こしそうですが、まぁ、話題性という事でひとつ。
北条。同じく序盤のキャラ。浅黒い肌をしているキャラですが、個人的にはAKIRAさんに演じてほしいです。肌の色は……メイクで(笑)
でも、AKIRAさんは演技力はものすごいので、本当に好演してくれると思うんですよ。
吉良義久、吉良君の父親ですね。竹野内豊さんにお願いいたしましょう。きっと、いい演技が見られるはずです。
弁護士の夏目。八嶋智人さんですね。気の弱そうな感じ、小柄、眼鏡をかけていると言った点がマッチしています。あと、過去に弁護士役を演じた事もあるというのも候補に挙げた一因です。更に、演技力も高い。安心できるでしょう。
宮本。元軍人と言う設定からサバイバルに強いキャラクターです。なので、そういった凄みやオーラを出せる演技ができる俳優さんにお願いしたいです。北村一輝さんです。過去に出演した作品や主演を張った作品を見れば、演技も安心感はあります。凄みも感じます。
近藤。元先生で正義感の強いキャラです。ここは岸谷五郎さんにお願いいたしましょう。
（あれ、宮本役に挙げた北村さんとの並びはどこかで見たような……）
明智。太っているキャラなので、カンニング竹山さんにお願いいたしましょう。眼鏡と言う共通点、普段は温厚そうだがキレるなど、そのままでも大丈夫な印象があるのも大きいですね。
木下。折角ですからグラビアアイドルとしても活動している方にお願いいたしましょう。武井咲さんです。ビジュアルも似ていますしね。
柿本。松重豊さんにお願いしましょう。サラリーマンっぽい外見が良いんですよね。
伊達。前回の生き残りと言うキャラで、一癖も二癖もあるキャラの中でも、癖の強いキャラです。ですので、演技力も高く、ビジュアルも外れていない方が良いですね。ずばり津田寛治さん。知的な雰囲気が絶妙にマッチしています。
岩倉。松田賢二さんですね。漁師な格好をしているところは新鮮さがありますし、演技力は問題ないでしょう。更に、知名度も高い。いいと思います。
樋口。護あさなさん。難しいキャラクターですが、彼女ならば見事に演じてくれると思います。
楠。もう、彼は伊集院光さんがぷったりですね。そっくりですし。
上杉。今風の男、という訳でイケメンをあてがいましょう。ずばり、高良健吾さんです。髪型も割とそのままですし、大丈夫でしょう。
東郷。冴える頭脳や、連携といった「ゲーム」では欠かせないものを、現実でも行うことの出来る優秀なキャラです。遠藤憲一さんにお願いしましょう。少しばかり表情が硬い、というか強面な感じがキャラのビジュアルとの共通点です。
不思議な少女、輝夜。彼女との出会いは竜太に大きな変化を齎しますし、何より、物語の展開も急変していくキッカケになります。そこで、可愛い女の子の子役に演じて頂きましょう。鈴木梨央ちゃんです。輝夜は喋れないという設定ですが、表情は変化するので、また違った難しい演技力が求められそうですし、演じる彼女の経験にもなると思います。
番外（特別ゲスト）
ティラノスジャパンの鷹嘴は、高橋名人。そもそもキャラのコンセプトが「若き日の高橋名人」ですし、アニメ版も声を当てたのは高橋名人本人です。なので実写化の際も、ぜひ高橋名人に出演して頂きたいですね。
竜太の知り合いでもある飯田は、池田恒基氏にお願いしたいですね。誰？と思われた方が大多数でしょうが、一部の方はわかりましたね？そう通称IKD、もしくは「人類の敵」。この飯田ですが、キャラのモチーフは作者がゲームデザイナー時代の上司だった、この池田さんなんですよ。
はい！という訳で一気にやってきましたが、そもそも登場人物が多いんですよね。更に、原作漫画はまだまだ続くので、どんどん増えるよ！やったね！（悲鳴）
後ですね、BTOOOM!はキャラがいちいち個性的なんですよね。そこが最大の魅力なんですけども。また、ネタバレを回避しながらキャラの説明をするって、かーなーりー難しいです。
（だってこのキャラここで死にますとか、聞きたくないと思いますし、言いたくないですもの）と、私の愚痴はここまでにしておいて……。
最後に
こほん。
実写化するなら、ドラマでもよさそうですが激しいシーンや少々グロテスクなシーンも、少なからず存在しますので、深夜ドラマになりそうですね。
もしくは映画化でしょうか。しかし、アニメ版も漫画原作の序盤の方までしか映像化されていませんし、映画だと尺が……。しかし、だからと言って実写化の際には、変な改変は加えないようにお願いしたいですね。
無理のない程度の改変なら、面白くなると思いますし。
この記事を見てBTOOOM!が気になったあなたはまずは原作をチェックしに本屋へ行きましょう！
アニメ版でもいいですよ！
改変はほとんどなく（寧ろ原作のシーンを忠実に再現しすぎて、表現を控えめにするように修正依頼があったとの噂さえあります）アニメから入るのもありですよね。（ファンが増えてくれたらうれしいな）
ではでは、最後に、同作者の別の漫画「La Vie en Doll」（アヴィアンドール）をお勧めして締めとしたいと思います（コッチモオモシロイヨ）。またお会いしましょう。
『BTOOOM！』PV（アニメ動画）
（C)井上淳哉／新潮社・「BTOOOM！」製作委員会
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