秋といえば、読書の秋・スポーツの秋・芸術の秋…。
いろいろなアクティビティをカップルで楽しめますが、夜は星空を見に行ってみるのもオススメです。
10月の終わりごろには、「オリオン座流星群」が観測できるんですよ。
秋深まる夜空の下、ふたりの永遠の幸せを願うために流れ星を探しに行きませんか?
今回は、素敵な流星群観測デート前の予習になるような情報をまとめてご紹介します♪
オリオン座流星群とは?
オリオン座流星群とは、10月末頃に動きが活発になる流れ星の集まりのことです。
放射点がオリオン座であることから、このように呼ばれています。
以前は1時間に数百もの流れ星を観測することができた流星群ですが、ここ最近は数十個程度に減ってしまいました。
それでも、数ある流星群の中でも2番目に早いスピードで流れるオリオン座流星群には明るい流れ星も多く見えるので、見応えがある流星群と言えるでしょう♪
またこの流星群の記録は古くから行われていて、なんと288年の中国の記録が残っているんですよ。
日本でも昔からたびたび記録はされていますが、ヨーロッパ方面での古い記録はほとんどありません。
オリオン座の神話
オリオンとは、ギリシャ神話に登場する海の神ポセイドンを父に持つ狩人です。
月の女神アルテミスの恋人でもあった彼は、彼女と幸せな日々を暮していました。
しかしオリオンは、「自分が世界一強い」といううぬぼれを持っており、そのことが神々の怒りに触れてしまいます。
そして、そんな神々から送り込まれた1匹のサソリに足を刺され、彼は亡くなってしまいます。
その後オリオンは天に上り、星座となったのです。
オリオン座流星群2019のピーク時間と方角は?
2019年のオリオン座流星群のピーク時間は、
「10月22日(火)の午前8時頃」です。
見頃は、
- 10月22日0時~夜明け
- 10月23日0時~夜明け
2回チャンスがあります。
太陽が昇った後には流星群の観測がしづらいので、夜明け前に観測するとよいでしょう。
また、月齢が23の下弦の月の時期なので、月明かりの影響で流れ星が見えづらい可能性があります。
方角は「東」ですが、流れ星は空全体に流れます。
月が出ている方向だと明るくて見えにくいので反対の方角での観測しましょう。
千葉で見るならこの場所!おすすめデートスポットをご紹介!
それでは、ここで千葉のオススメ天体観測スポットを5カ所紹介いたしましょう♪
不動堂海岸九十九里浜ビーチタワー
千葉県山武郡九十九里町不動堂
巻貝のような形状の展望台が印象的な、九十九里浜ビーチタワーです。
昼間はサーファーに人気なエリアですが、夜は満天の星がロマンチックな恋人のためのスポットに早変わり。
流れ星を探しながらビーチのお散歩がオススメです♪
犬吠埼
千葉県銚子市犬吠埼
日本の最東端にある犬吠埼は、初日の出の絶景ポイントとして人気です。
夜は天体観測スポットとしても人気で、断崖絶壁にある灯台と星空のコラボネーションが魅力です。
温泉も近場にあるので、温泉デートを兼ねてお出かけしてみては?
野島崎
千葉県南房総市白浜町白浜630
野島崎は房総半島の最南端にある台地で、太平洋を一望できる壮大な景色が魅力です。
周りには視界を邪魔するものがないので、夜は星空を存分に鑑賞することができます。
黒潮の流れが激しいところですので、夜に天体観測をするときには足元には注意して、岩場には近寄らないようにしてくださいね。
刑部岬
千葉県旭市上永井1309-1
夜景がきれいなスポットとして有名な刑部岬ですが、漁港と満天の星の組み合わせが素敵な天体観測にもオススメの場所なんですよ。
しかも、飯岡刑部岬展望館の3階の展望デッキはなんと24時間利用できるんです!
1階には、いつでも使えるお手洗いもあるのもうれしいですね。
印旛沼公園
千葉県印西市師戸
春は花見のスポットとしても知られている、元々お城の領地だった県立の公園です。
とても広い公園なので、敷地内の好きなところでゆっくり寝転んで天体観測ができますよ♪
流れ星を見るときの注意点
最後に、楽しい天体観測デートにするために注意しておきたいことを見ておきましょう!
10月後半になると、夜の冷え込みは大分厳しくなっています。
可愛い彼女が風邪を引いたりしないように、万全の寒さ対策をとっておきましょう。
カイロとブランケットは必須です。
さらに、保温タンブラーに温かいお茶を入れて持っていくのもオススメです。
もちろん、あなた自身が彼女をキュッと抱きしめて暖を取るのがベストでしょう…!
また、夜は足元が危ないところも多いですので、彼女をしっかり支えながら目的地まで歩くようにしてください。
大事な彼女がうっかり怪我をしてしまわないように、あなた自身も気を付けて夜道は歩いてくださいね。
まとめ
2019年のオリオン座流星群は、
「10月22日(火)の午前8時頃」にピークを迎えます。
天体観測にオススメなのは、22日の夜明け前です。
ただし、この時期は月が明るいので流れ星が見えづらいかもしれません。
なるべく月が出ていない方角を観測するようにしてください。
秋の夜は冷え込むので、しっかりと防寒対策をして天体観測デートを楽しんでくださいね☆
2019年、1年間の流星群についてまとめていますのでこちらもぜひご覧ください。
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