空気が澄んでいる秋の夜空は、星が特に綺麗に見えるのはご存知ですか?
2017年10月、オリオン座流星群が見頃を迎えます。
この流星群は、全流星群の中でも二番目に速度が速いため、明るい流星が多く、はっきり確認することができるのです。
初心者でも見やすいオリオン座流星群を、大切な人と観測されてみてはいかがですか?
普段より少しロマンチックなデートに、恋人との距離もグーっと近づくかも・・・♡
今回はそんな天体観測デートを考えている方へ、オリオン座流星群2017の、
- 極大(ピーク)時間
- 見えやすい方角
- 大阪でみるお勧めスポット
など、オリオン座流星群を観測するにあたっての、お役立ち情報をご紹介します!
オリオン座流星群とは
オリオン座流星群は、肉眼でも確認しやすい流星群です。
その為、条件が良ければピーク時には、一時間に30個以上の流星群が見られると言われています。
2006年と2007年には、かなりのオリオン座流星群が観測できたようです。
オリオン座流星群2017にも、期待したいですね(^_-)-☆
オリオン座流星群の神話
流星群にはそれぞれ、その流星群にまつわる神話があるのをご存知ですか?
ここでは、オリオン座流星群の神話をご紹介します。
【女神が放ったサソリ】
美少年で優れた狩人であるオリオンは、海神ポセイドンと女神エウリュアレの間に生まれました。
ある日、矢の名手で月の女神でもあるアルテミスと出会い、オリオンは意気投合します。
オリオンは自分の狩りの腕前にうぬぼれ、アルテミスの前で「俺はこの地上でありとあらゆる獣を全て射止めてみせる」と、つい口走ってしまいます。
それを聞いていた神々が怒り、一匹のサソリを呼び出してオリオンに仕向けたのです。
無敵のオリオンでしたが、狩りの最中に足元のサソリに気づかず、刺されて死んでしまうのでした。
オリオンの死を悲しんだアルテミスは、オリオンを天に上げ星にしたのです。
オリオンは星になった今でもサソリを恐れ、さそり座が空に昇る頃になると、慌てて西の空へ沈んでしまうと言われています。
神話については他の説もあります。
こちらに記載していますのでご覧ください。
→オリオン座流星群2017の方角と時間は?東京のおすすめスポットをご紹介
オリオン座流星群2017、ピーク時間と方角は?
オリオン座流星群2017が、最も観測しやすいと言われている時間と方角をご紹介します。
【オリオン座流星群2017・ピーク時間】
2017年10月21日(土)20時頃
21日の前後で見ることができるので21日20時にタイミングが合わなくても見ることができます。
10月21日00:00~夜明け
10月22日0:00~夜明け
この日は新月。
月の光をまったく気にしなくて大丈夫です。
むしろ今年はかなりの好条件!
新月に流星群なんてなかなか無いのでチャンスですよ!
あとは街の灯りの影響がなければ、観測条件としては恵まれていると言えるでしょう。
【方角】
流星群の出現位置という意味では、どこでも観測できます。
より確実に観測されたい場合は、オリオン座の放射点である【東の空】を中心に、空全体を見渡すように観測すると良いでしょう。
大阪で見る、お勧めの星空スポットをご紹介!
あまり大阪で天体観測というイメージはありませんが、実は素敵なスポットが沢山ありました!
大阪でオリオン座流星群2017が観測出来る、お勧めの星空スポットをご紹介します。
1.長居公園
(大阪市東住吉区長居公園1-23)
都会のオアシスと言われ、自然豊かな広い公園です。
アクセスが良い所からも、人気のスポットです。
2.ちはや園地
(大阪府南河内郡千早赤阪村)
大阪と思えないほどの広い夜空が広がり、街の灯りに邪魔されることなく、沢山の星を見ることができます。
3.箕面公園
(箕面市箕面公園1-18)
紅葉なども楽しめる自然豊かな公園で、大阪を一望できる展望台があります。地ビールを楽しめる事でも人気のスポットです。
4.和泉葛城山
(大阪府岸和田市塔原町)
夜景も美しく、地元の方からは良く知られているスポットです。
5.みさき公園
(泉南群岬町淡輪3990)
プールに動物園、イルカショーなども楽しめるレジャー施設です。
一日遊んだ最後の夜に天体観測が出来る、贅沢なスポットです。
流れ星を見るときの注意点
オリオン座流星群2017を気持ちよく観測する為に、流れ星を見るときの注意点をきちんと押さえておくことが大切です!!
月明かりや街の明かりには要注意!
山奥や田舎の夜空には、驚くほど美しい星が沢山見えます。それは、周囲に全く明かりがなく、空気が澄んでいるからなのです。
流星群をしっかりと見る為には、なるべく明かりが少ない場所を選ぶのが良いでしょう。
どうしても暗い場所が見つからない場合は、明かりに背を向け、光を避けるように観測してみてください。
空全体を広く見渡そう
流星群は、放射点を中心に四方八方に飛んできます。
実際には空のいたるところに流れるので、空全体を広く見渡すのがポイントです。
持ち物や服装に気をつけましょう
10月に見頃を迎えるオリオン座流星群2017ですが、夜はかなり冷え込むと思います。
せっかくのロマンチックなデートも、寒くては楽しめませんよね?
温かい服装で、保温性のある羽織物やブランケットを持っていくと良いでしょう。
温かい飲み物や軽食なども用意しておくと良いと思います。
アウトドア用のイスやレジャーシートに寝ころびながら、ゆったりと天体観測を楽しむのもお勧めです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
誰でも気軽に見ることのできるオリオン座流星群。
最高のシチュエーションで、沢山の流星群を観られた時には、一生に残る素敵な思い出となる事でしょう!
私もまだ沢山の流星群というのは見たことがありません。
ありふれた日常に、これまで経験したことのない新たな出来事があると、日々の生活にも刺激がありますよね!
綺麗なものを見ると、自分も清められる気がします”(-“”-)”
一生に一度はたくさんの流星群を見てみたいものです☆彡
2017年10月21日(土)20時頃にピークを迎えるオリオン座流星群。
日時や方角、注意点を参考に素敵な星空デートプランを考えてみてはいかがですか?
素敵な思い出作りの参考になれば幸いです!
最後までご覧いただき、有難うございました。
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