一度なってしまうと、転移することもあり、治らない可能性が高い癌。
原因もいくつもあるのですべてを防ぐことはできないかもしれませんが、出来る限りのがん対策はしましょう。
その一つに、とても身近な食事の中でできる対策があります。
パンをよく食べられる方は注意してくださいね。
では説明に入ります。
発ガン性物質とは?
がん細胞は、外部からの影響でも発生しますので、その影響力を強める発がん性物質についてご紹介します。
発がん性物質について
発がん性物質とは、正常な細胞を悪性腫瘍に変えてしまう物質のこと。
がんとは、がんを抑制する遺伝子・環境などさまざまな原因が重なることで発生すると考えられています。
そのため、単純に「これを食べたから癌になった」などと簡単に決めることはできません。
原因は1つでもなければ実は物質も1つではないんです。
ニトロソアミンとは
発がん性物質の中でも強力な発がん性物質があります。
それは、ニトロソアミンと呼ばれるものです。特に、胃がんの重要な危険因子と言われています。
塩辛い食べ物・野菜・漬物などに含まれる硝酸イオンと魚・肉などに含まれる低級アミンが原因です。
また、胃やだ液の中にある亜硝酸イオンによってニトロソアミンが生成されます。
ニトロソアミンを生成する食べ物は、日本古来の食べ物で日本海側に多いです。そのため、東北や日本海地区では発がん率が高い傾向にあります。
アクリルアミドとは
身近なものだとパン。
そのパンが焦げたときに発生する化学物質、発ガン性物質がアクリルアミド。
よく焦げたものを食べるとがんになりやすいと言われるのはこの物質が原因です。
焼く、炒めるなど、食材を高温で調理したときに発生します。
このアクリルアミドは以前より発がん性があるとされ、内閣府の食品安全委員会はできるだけ摂取量を減らすよう呼び掛けています。
発ガン性物質が発生しやすい食べ物
糖の多い、パンなどの穀類や野菜では焦がすと急増します。
他の例を挙げると、、、
ハム・ソーセージなど燻製(くんせい)もの
食べ物を焼いたり燻製(くんせい)したりすると発がん物質が生成されます。
ハムやソーセージなど肉に含まれる「アミン」は、レタスの硝酸イオンの組み合わせによってニトロソアミンが生成します。
この組み合わせ、私は結構食べてしまっていたことに気づきました。
保存食であるイカの燻製(くんせい)、かつお節なども注意しましょう。特に、古くなってカビが生えたものは危険ですよ。
漬物
食べ過ぎると発がん物質を作るので注意。
漬物と一緒にタラコや肉などを食べると発がん率が上がります。
農薬・着色料が大量に使われた食べ物
野菜も焦がすと発がん性物質が出てくるので注意。
ただ、パンなどに比べれば極わずかですので神経質にならなくても大丈夫です。
ですが、農薬が使われた野菜には要注意。農薬が大量に使われた野菜は発がん性物質の塊です。
また、農薬以外に着色料が使われている食べ物も注意しましょう。
紅白まんじゅうや菓子類など、特にマカロンなどは着色料が使われていることが多いです。
コーヒー
コーヒーには発がん性物質が含まれるので注意しましょう。
コーヒー豆を高温でいるとDNAを傷つける物質に変わってがんを誘発します。
量や入れ方など注意を払っていれば飲むことに問題はありません。
また、コーヒーからの発がん率を防ぐにはゴボウが良いとされています。
ゴボウに含まれる物質がコーヒーの発がん物質に対して有効なのを覚えておきましょう。
お酒
お酒は、適量を飲めば食欲増進などプラスになることが多いです。
しかし、飲み過ぎると胃・腸などを傷つけて毒となります。
ひどい場合は、肝臓を悪くして免疫力が下がることになります。
免疫力が下がるとがんになる可能性も高くなります。
発ガン性物質発生の抑え方
糖が少ない肉や魚ではほとんど発生しません。
糖の多いものを加熱しすぎると発がん性物質アクリルアミドが急増するので加熱しすぎないことが大事。
また、煮る・蒸すなどの水分を多く使う調理法はこのアクリルアミドの発生を防ぐのに有効です。
発がん性物質を抑えるには料理するときに焦がさない事だけではなく
食べる際の組み合わせが大事ということでもありますね。
まとめ
がんになるから、なりやすいからと言っているとどんどん食べるものがなくなってしまいます。
コーヒーはカフェインにより血の巡りがよくなったりメリット部分が多くありますし、
パンや肉だって調理の仕方や、組み合わせにより問題なく食べることができます。
色々言われても人間なかなかすべてはできないものですが、
まずは1つ、パンの焦がし過ぎには注意しましょう。
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