今年も憂鬱な花粉症のシーズンがやってきます。
はやい人の中には、すでに鼻がムズムズ、目がシパシパという方もいらっしゃるかもしれませんね。
鼻をかめばメイクは崩れるし、鼻の下はヒリついて真っ赤に。
花粉症はまさに女子の敵です!!
そこで今回は、鼻の不快感に即効性のある「鼻うがい」のコツと注意点についてご紹介します。
鼻うがいとは
鼻洗浄とも呼ばれ、市販の洗浄液や生理食塩水を鼻から吸い、口から吐き出す洗浄方法のことです。
花粉症や鼻炎による鼻の不快感を解消し、スーッとすっきりさせることができる即効性が魅力です。
鼻うがい、痛くないの?
プールなどで鼻に水が入ったとき、ツーンとした痛みを経験したことはありますよね。
でも、鼻うがいに関していえば痛みは皆無です。
市販の洗浄液はもちろんのこと、生理食塩水でも同様です。
その違いは水の成分。
体の水分に近い生理食塩水で行うだけで、真水の時の痛みが嘘だったかのようにストレスなく洗浄することができます。
生理食塩水の作り方
用意するもの
- ぬるま湯(500ml程度)
- 食塩(4g、ふたつまみ程度)
- ボール
- コップ
生理食塩水の塩分濃度は、体内の水分に近い0.9%ほどが望ましいとされています。
そして何よりその方が痛みがありません。(←一番重要)
目安としては、ぬるま湯500mlに対して食塩ふたつまみくらい。
慣れないうちはうまく吸い込めずその大半をこぼすことになるので、500mlほど作っても多いということはないでしょう。
食塩が溶けたら完成です。
衛生面を考えると、作り置きはせずその都度作り、残った分は捨てるようにしてください。
さっそく鼻うがいをやってみよう
鼻うがいを経験したことのない方にとっては、一番の勇気の出しどころです。
生理食塩水を適当なコップなどに移し、洗面台の前で片鼻を指で押さえ、思い切って吸ってみてください。
慣れないうちは、吸い込める量よりダババババーっとこぼしてしまう量の方が多いかと思いますが、気にしたら負けです。
この時、肺に向かって吸うのではなく、口から出すことをイメージして喉の奥を詰らせるようにして吸い込むとよいでしょう。
飲み込んでも害のあるものではありませんが、肺に入ってしまうとゲホゲホとむせてつらいだけです。
やや前かがみで行うと、肺まで吸い込んでしまうのを防げます。
最初は吸い込みが甘く、吸った水分が鼻から流れ出てしまうこともあるかと思います。
口から吐き出せた方が、鼻腔の隅々まできれいになるには違いないのですが、そこまでシビアに考えなくても大丈夫です。
たとえ吸った分が再度鼻から出てしまっても、十分なすっきり感を得ることができるでしょう。
慣れてしまえば、口からペッと吐き出せるようになります。
鼻うがいの注意点
鼻うがいをした後は、鼻腔の中に残る生理食塩水を排出するために、鼻をかんでください。
ここで注意!!
強くかむと、水分が耳に行ってしまい中耳炎などになる可能性があります。
鼻をかむときはそっとやさしく行うよう心がけてください。
また、いくらすっきりするからと言って一日に何度も鼻うがいをすることはお勧めしません。
起床後、帰宅後など、一日2.3回程度にとどめるとよいでしょう。
過度にやりすぎると、鼻粘膜の機能を損ねてしまうことになる可能性があります。
なにより、あまり人に見せられる光景ではないので、残念ですが外出先ではあきらめてください。
女子たるもの、お鼻スッキリは自宅でひそやかに。
鼻腔内を直接洗浄する鼻うがいは、粘膜に付着した花粉を流すのに最適だし、風邪やインフルエンザ予防にもおすすめのケア。
最初のハードルは高いけど、一度そのスッキリ感を味わえば病みつきになること必至です。
日々の隠れた努力で、憂鬱なこのシーズンを快適に過ごし、花粉症女子の中で差をつけましょう。
今年の春は、勇気を出して鼻うがいデビューしてみてはいかがでしょうか。
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