遊び盛りの小さなお子さんのいる家庭では、目を離した隙に油性のマジックのキャップを外して遊んでしまい、うっかり自分やお母さんの服・または壁紙・食器・自分の顔にまで(笑)インクの汚れを付けてしまう、というトラブルを一度は経験しますよね。
洗濯洗剤の会社の研究によると、「油性マジック」は「エリや袖の黒ずみ」、「時間の経過した黄ばみ」と並んで【最高難度の汚れ】ということがわかっているんです!
でも、可愛い我が子の顔の汚れ、お気に入りの洋服や、お部屋の壁紙等、どうにかして取り除きたい!
そこで、最後まで読むと分かる「驚愕の事実」と共にマル秘テクニックをご紹介します!
油性マジックを落とす方法は素材によって違う?
そもそも油性マジックは『落ちない・消えない』が利点の製品の為、簡単に落とすことは難しいのです。
カギは「油性の顔料」と「アルコール系溶剤」が使われている事。
成分がわかると、同じ油を使ったりアルコールを含むもので落ちる場合もあるんです!
では、素材ごとに「落としやすい・落としにくい」材料があるのでお話ししていきますね。
☆インクを落とすための材料
よく使われる「インクを落とすための材料」は6種類!
- よく泡立てた石鹸
- サラダ油・日焼け止めクリーム・ハンドクリーム等油性製品
- 消毒用エタノールまたは除光液
※エタノールは、消毒用エタノールでも無水エタノールでも可です。
※除光液は、乳化作用等のあるプロピレングリコール類含有のものが有効です。 - プラスチック消しゴム
- クレンジングオイル
- メラミンスポンジ
これらは、汚れの付いた素材によって使い分ける必要があります。
相性があるんです。
●油性マジックを落としにくいもの
- 木
- 紙
- 石類
- 革(本革・合成皮革共に)
- 塩化ビニール・ウレタン・ゴム
残念ながら、これらはインクが染み込んでしまうため落とすことはできません。
フローリング床の場合は柑橘類の皮・マーガリン・バターをこすりつけると取れる場合があります。
もし使用する場合は、最後に油分をしっかりふき取ってください。
そうしないと、また別のシミができてしまう可能性があります
ここからは「素材」別に、
何の「材料」をどのように使うのか?
を解説していきます。
☆素材別の汚れの落とし方、油性マジックの汚れが落ちやすいもの
【肌】
①「よく泡立てた石鹸」で優しく洗う。
または②「サラダ油・日焼け止めクリーム・ハンドクリーム等油性製品」をなじませティッシュで拭き取る
【ガラス、陶器、金属】
③「消毒用エタノールまたは除光液」をコットン等に染み込ませふき取る、または④「プラスチック消しゴム」で消しとる
●落とせるが、汚れが残ることもあるもの
【プラスチック、ビニール製品】
③「消毒用エタノールまたは除光液」をコットン等に染み込ませふき取る、または④「プラスチック消しゴム」で消しとる(耐溶性の低いもの・凸凹のあるものは落ちにくい、また強度が落ちることがある)
【服などの布】
表にあて布(タオル)をし、⑤「クレンジングオイル」を裏から少しずつたらしながらたたき、何度かキレイなあて布(タオル)に変えつつ移し取り、インクが溶け出さなくなったら洗濯をして⑤「クレンジングオイル」を洗い落とす(生地によっては生地が変色する場合がある)
【壁紙(ビニールクロス)】
③「消毒用エタノールまたは除光液」をコットン等に染み込ませふき取る、または様子を見ながら⑥「メラミンスポンジ」で削りとる(耐溶性の低いもの・凸凹のあるものは落ちにくい)
【動画】汚れを落とす裏技!番外編!
文章だけではよくわからない!
という方のために動画をご用意しました。
これらのテクニックを知っておけば応用できますのでぜひご覧ください。
「服」についた油性マジックの汚れを落とす方法
「服」についた油性マジックの汚れを落とす方法があります。
動画が分かりやすいのでご覧ください。
掃除機を使ってカーペットの汚れを落とす方法
掃除機の場合は、水分を吸い過ぎると機械が壊れるので気を付けてください。
さて、本題。
「昔ついた油性マジック汚れも一発で落とすマル秘テク」についてお話ししまずが、「驚愕の事実」もあるので心の準備をしてください。
昔ついた油性マジック汚れも一発で落とすマル秘テク! と驚愕の事実!
「昔ついた油性マジック汚れも一発で落とすマル秘テクニック」は・・・
ありません!
(゜ロ゜;)エェッ!?
マル秘テクニックあるんじゃないのかよ!!
ふざけるなぁー!
ここまで読んどいてそれはないだろ!!
でも、ちょっと待ってください!!
理由をご説明します。
この「昔ついた油性マジック汚れも一発で落とすマル秘テクニック」が無いという
「驚愕の事実」を知っておいてほしいんです。
その理由は・・・
今あなたはこの事実を知りました。
つまり、今後、汚れがついてから長時間置かなければいいんです。
この「驚愕の事実」を知っているのと知らないとではものすごく大きな差があります。
だって、知っていればとれた汚れが、知らずに放置してとれなくなってしまうんですから。
いや、そうじゃなくてもう長時間置いちゃった汚れをどうにかしたいの!
そう思った方に2つ、どうにかする方法をお話します。
100%きれいには落ちないかもしれませんが専門家の裏技を紹介します
1つは、自分で汚れを落とす方法
もう1つは、専門家にお願いする方法です。
こちらの動画をご覧ください。
【動画】クリーニング屋さんの裏技!魔法のシミ抜き水
【用意するもの】
- 重曹
- 液体漂白剤
- 食器用中性洗剤
- 歯ブラシ
- 乾いたタオル
【魔法の染み抜き水 割合「黄金比」】
- 重曹:小さじ1杯
- 液体漂白剤:小さじ3杯
- 食器用中性洗剤:3滴
プラスαのコツ!
【用意するもの・割合】
- 水:小さじ1杯
- 食器用中性洗剤:小さじ1杯
これらを用意して歯ブラシにつけ、汚れの下にタオルを敷き、汚れを上から2分叩く。
これで油を浮かせた後、「魔法の染み抜き水」で使う。
注意点!
- 水洗いNGの衣類に使うと色落ちする場合があるので注意が必要。
- 「魔法の染み抜き水」は作り置きできないので、使用する際に作り、3時間以内に使うこと
- 泥汚れや、インクの染みには効果なし
ここで、「アレ?油性マジック落とせないの?」と思いますが、動画の8:00以降をご覧ください。
すると、消毒用アルコール(ジェルタイプ)を使った方法を紹介しています。
先程紹介した動画と同じですね。
この方法は、クリーニング屋さん(専門家)も使っている方法というわけです。
最終手段はクリーニング屋さん!?
え!?
でも、お金かかる・・・
そう思ってしまうのも仕方ありません。
しかし、自分ではどうにもならない汚れは、専門家にお願いするのが一番。
手間暇かけて、色々試したのに・・・
一日中ずーっと汚れ落としをしたけど落ちない。
もういや!
そんな時は、クリーニング屋さんに相談しましょう。
専門家は、リーサルウェポンです。
【お願いするときの注意点】
- できれば水洗いなどをせずにそのまま持っていくこと(落ちやすいとのこと)
- ペンの種類を必ず説明すること
まとめ
今回は、うっかり付いてしまったしぶとい油性マジックの汚れをキレイに取り除く方法を、素材ごとにご紹介しました。
油性マジック以外の方法も一緒にご紹介しましたので、ぜひご活用ください。
特殊な洗剤などを購入しなくとも、身近なもので対処できるものが多いです。
落ち込んで諦めてしまわず、一度試してみてくださいね。
最後に、油性マジックをお子さんの手の届かないところにしまっておくことも、忘れずに!
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