とお子さんに聞かれたとき、あなたならどう答えますか?
意外と子ども向けに説明するのって難しくないですよね。
今回は、お子さんに聞かれたときにすぐに答えられるように、わかりやすく「成人の日」とは何かをご説明します♪
成人の日を子ども向けにわかりやすく言うと?
まずは、お子さんに成人の日とは何か聞かれたときの答えの例をご紹介しましょう。
「成人の日っていうのはね、大人になったことをお祝いする日のことなんだよ。
日本ではね、20歳になったら大人の仲間入りをするの。
みんなの誕生日はバラバラでしょ?
でもせっかくだから、みんなで楽しく一緒に大人になったお祝いをしたいよね。
だから、1年に1回その年に20歳になったみんなで集まってお祝いをする日があるんだよ。」
どうでしょうか。
このように教えてあげればきっと子供も分かってくれるはずです。
成人の日とは?
成人というのは、「心と体が十分に成長して一人前になった人」のことで、
法律的には満20歳を超えた人たちのことを指します。
そして成人の日は、1月の第2月曜日に設定されている国民の祝日で、新しく成人になった若者たちを祝う日のことです。
日本の国民の祝日に関する法律では成人の日は、
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日」
と表記されています。
成人は上記のとおり満20歳以上ですが、成人の日のお祝いの対象となる人たちは
「前の年の4月2日からその年の4月1日まで」です。
学校の学年の区切り方と同じですね!
成人の日の由来とは?
成人式のもとになったのは、奈良時代からある「元服」という成人になるために貴族間で行われていた儀式です。
成人とはいっても今と感覚は違っていて、当時はなんと数え年で12~16歳で大人と考えられていたんですよ!
この儀式を境にして、子供たちは衣装や髪型を大人のものに変えていたんです。
国民の祝日として成人の日が制定されたのは、1948年のことです。
ちなみにこの年から1999年までは成人の日は1月15日でした。
古来の日本では、この日は小正月に当たります。
元服の儀式がこの小正月に行われていたということが、この日程の由来となっているんです。
しかし、土日につなげて月曜日を祝日とするハッピーマンデーが始まった2000年からは、成人の日は1月の第2月曜日に移動しました。
成人の日と成人式の関係は?
実は、必ずしもどの自治体も成人の日に成人式を行うというわけでもないんです。
成人の日である1月第2月曜日に開催することもあれば、その前日の日曜日に開催するところもあるんです。
成人式に参加する側としては、翌日のことを気にせず夜までゆっくり友だちと過ごせる日曜日のほうがいいかもしれませんね。
さらに、地方によっては全く成人式と関係ない時期に成人式を行うところもあるんですよ。
たとえば秋田県などの雪が多い地域では、寒くて天気の悪い1月ではなく、夏休み期間中でもある8月に成人式を行うところがあります。
そのほかにも、着物を着るのに気温がちょうどいい春休み期間の3月に成人式を行うところもあったりします。
ところで成人式といえば女性は「振袖」ですが、これは振袖の長い袖を振るという「行動が悪いことを振り払う」という意味を持っているからなんですよ。
つまり、振袖は厄除けのために着るものなんです。
まとめ
成人の日とは、20歳になって大人の仲間入りをした人たちをお祝いする日です。
2018年3月には成人年齢が20歳から18歳に引き下げるということが決まりました。
これによって、2022年4月からは18歳からが成人となります。
そうなると、いったい成人の日にお祝いするには何歳になるんでしょうか?
まだこの件については決着がついていないようなので、対応方法が決まるといいなと思います。
このお話があなたのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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