テニスで有名なシャラポワ選手がドーピング検査で陽性反応が出たと話題です。
ステキ女子を目指すなら、日々世の中の情勢に敏感でいたいものです。
まずは今回のニュースについてまとめてみましょう。
シャラポワ選手がドーピング検査に引っかかりました。
検出されたのが、ミルドロネートという薬品に含まれる主成分
メルドニウム(Meldonium)
メルドニウム(Meldonium)とは?
メルドニウムとは心血管疾患の治療薬として開発された薬品です。
狭心症や心筋梗塞などに効果があります。
そして副次的に、細胞内代謝を増加させ、ハードなトレーニングおよび心身に大きな負荷がかかる競技において、身体の持久力を高める効果があると言われています。
事実、今回話題となったメルドニウムは本来の治療目的以外の用途(パフォーマンスを上げるため)一部の選手たちよって常用されてきた背景があります。
シャラポワ選手の記者会見
彼女は会見で、これまで禁止ではなかったものが禁止になっていたことを気付かなかっただけの単なるミスであると主張しているが、このニュースからはスポーツ界に蔓延る薬物文化の影を見ることができるのです。
スポーツ界を考察
シャラポワ選手がドーピング検査で陽性反応となったニュースは氷山の一角でしか無いのかもしれません。
この事から、陽性にならないグレーゾーンの薬であれば飲んでしまってもいいという安易な考えが、一部の選手やその周辺には芽生え得るのではないでしょうか。
薬物によってそのパフォーマンスを上げようとする姿勢は、スポーツマンシップに反しますし、その選手が有名であればあるほど社会的影響も大きいと言えます。
更に、薬であれば副作用もあるので健康を害しかねません。
シャラポワ選手がメルドニウムを治療目的として常用していたのか、はたまたパフォーマンス向上のために飲んでいたのか、その真実は彼女にしかわかりません。
ですが、健全で真摯な姿勢でそのスポーツと向き合うか否かは、その姿を見て育つ子供たちにとって大切なことです。
すべてのスポーツ選手にその責務があると言っていいでしょう。
私たちにできることは、彼らが正しくそのスポーツと向き合えるよう関心を持つことなのかもしれませんね。
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