ひまわりって、見ているだけで笑顔になれちゃうような、明るい花ですよね!!
黄色い大きな花は、まさに夏にぴったり♪
そんなひまわりには、いくつかの花言葉があるんです。
「笑顔」・「あこがれ」・「情熱」・「熱愛」…
でも、その他にも、ちょっと怖い花言葉もあるんです…。
さらに、一見普通の花言葉でも、由来が怖い花言葉もあるんですよ…。
一体どんな花言葉なんでしょうか?
今回は、太陽のように明るいひまわりの、影に隠れた花言葉についてご紹介します…!!
ひまわりの花言葉は笑顔?由来が怖いとなぜ言われているのか?
ひまわりの花言葉は、この花を象徴するような明るいものがいくつもありますが、実は、こんな花言葉もあるんです。
「偽金貨」・「偽りの富」
なんだかこの花には結びつかないような、なんだか嫌な響きの花言葉ですね。
実は、これは古代インカ帝国があった頃に、話はさかのぼるんです…。
「偽金貨」・「偽りの富」と言われるようになったお話
昔、南米にあったインカ帝国は、太陽を信仰していました。
その太陽に似ているひまわりは、巫女の黄金の装飾品のデザインにも使われていたほど、当時とても神聖視されていた花でした。
そんな中、インカ帝国は、スペインに侵略されてしまいます。
スペインはインカ帝国が持っていた大量の金に目がくらんで、たくさんの黄金の装飾品を奪い、そしてこの国も滅びてしまいました。
インカ帝国の人々はそれをとても悲しみ、また怒ります。
「この黄金が、私たちの国を滅ぼした…!!」
それを示すように、装飾品のモチーフに使われていたひまわりに「偽の金貨」や「偽りの富」という花言葉をつけた…というのが、いわれとなっているそうです。
花言葉「あなただけを見つめる」の怖い由来
そして、もう1つ。
ひまわりの花言葉には、「あなただけを見つめる」という花言葉もあります。
とってもロマンティックな言葉ですよね?
でも、これはちょっと怖い由来を持つ花言葉だったんです…。
この由来は、ギリシャ神話です。
水のニンフ(妖精)・クリュティエは、ある日、太陽神アポロンに一目惚れをします。
でも、そのアポロン、あろうことか彼女のお姉さんである女神・カイアラピのことが好きだったんです。
クリュティエの思いは、アポロンには届きません。
それでも一途なクリュティエは、9日間ものあいだ、ひたすらアポロンを見つめ続けます。
何も食べず…ただ大地の上で…太陽神に顔を向け続けて…。
そのうちにクリュティエは、一輪の花になってしまいました。
何の花かわかりますよね?
…そう、ひまわりです…今でもひまわりは、「アポロン=太陽」を追い続けていますよね。
この話、別のパターンも伝わっています。
最初は、クリュティエはアポロンと恋人同士でした。
しかし彼は、クリュティエに飽きてしまい、彼女の元を去ってしまいます。
そのあとは最初の伝説と同じで、9日間アポロンをひたすら見つめ続けたクリュティエは、最終的にひまわりになってしまいます。
どうでしょう?
この執念を怖いと思う人もいれば、悲しいと思う人もあるかもしれません。
私はとっても切ないと感じました…。
ひまわりの開花時期は?
さて、夏の代表的な花・ひまわりですが、具体的な開花時期はいつかご存知ですか?
一般的には7~8月が見ごろですが、実は地域によって差があるんですよ。
例えば、北海道の道北では、10月のはじめまでひまわりが咲いている地域があります。
そして、沖縄では冬にひまわりが咲く地域があるんです。
中頭郡北中城村では、毎年1月の終わり周辺に、ひまわりのお祭りがあるんですよ。
ちなみに、2018年は3月10日~11日に開催されていました。
(2018年は気温の差が大きかったため、ひまわりの開花が遅れたので、例年よりも遅めの開催だったそうです。)
どうして、こんなにひまわりの開花時期が違うんでしょうか?
ひまわりが発芽するには、25度くらいが適温と言われています。
寒い地方だと種まきは遅くなり、暖かい地方だと逆に種まきが早くなります。
そういった理由で、ひまわりの開花時期にズレがあるんですね!
まとめ
ひまわりはいろいろな花言葉があります。
その中にはちょっと怖い言葉・由来が怖い言葉もあります。
それでも、まるでお日様のように明るく輝くひまわり。
意外に育てやすい花でもありますので、ガーデニングがお好きな方は、植えてみてもいいですよね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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