梅雨の花粉症は何が原因?アレルギー性鼻炎の鼻水対策方法とは?

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紫陽花,花

今年もまた嫌な梅雨の時期が近づいていますが、梅雨なのに鼻水鼻づまりで辛い思いをされている方が沢山いることをご存知ですか?

「こんな時期に花粉症?」

なんて思われるとおもいますが、実は梅雨にも花粉症があるのです。

そんな梅雨の花粉症で悩んでいる方へ。

春だけではない梅雨の花粉症の原因や、梅雨に引き起こすアレルギー性鼻炎の原因対策などをまとめました。

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「花粉症」と「アレルギー性鼻炎」は違うのだろうか?

そんな疑問もあるかと思います。

「花粉症」と「アレルギー性鼻炎」と言われているものは似ていますが、「違うもの」なのでその点を把握することによって適切な方法で対処できます。

「花粉症」は「アレルギー性鼻炎」の1つ。
季節によって発症するので「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれています。

また、ダニなどのハウスダストを原因とするものを「通年性アレルギー性鼻炎」と言います。

今回は両方の症状、対策方法を書きましたのでもう一度ご自身の鼻炎の原因を思い返し、対策をしてみてください。

まずは、梅雨の時期がいつからいつまであるのか。
それを知ることでこの時期に花粉症になる方は終わりが見えるため少しは気が楽になるはずです。

梅雨の時期はいつからいつまで?

葉,梅雨

まずは梅雨についてお話します。

「梅雨」とは、6月~7月にかけて毎年くる曇りや雨の続く時期のことです。

日本国内でも梅雨の時期は異なり、梅雨前線が1ヶ月~2ケ月ゆっくりと北上し、北上時前線に近づくと雨が多く降ります。

梅雨になると雨が降り続き、湿気が多くジメジメした日が続くので、気分までも重くスッキリしない人が多いのではないでしょうか。
気分まで沈んでしまうと何に対してもやる気がでず、ネガティブな気持ちにもなってしまいますよね。

花粉症の原因は?植物は何?

マスク,くしゃみ,花粉症

花粉症といえば、スギ!

というイメージを持つ方が多いと思います。

ですが、なぜか春が過ぎて一安心と思いきや、梅雨になってからも鼻水や鼻づまりに悩まされるなんてことはありませんか?

実は梅雨には「イネ科」などの花粉が活発に飛び散るのです。
また梅雨の花粉は雨の日にはほとんど飛ぶことはないのですが、たまの晴れ間に一気に飛び散るので要注意です。

《代表的な花粉症の原因となる植物》

  • カモガヤ(牧草)
  • オオアワガエリ(家畜の飼料、道端にも生えている)
  • ハンノキ(6~7月に春葉が集中的に落下。湿気を好みます。拒否反応から果物アレルギーを引き起こすこともあるので注意。)
  • シラカンバ(日本の光源を代表する一種。ハンノキと同様、拒否反応から果物アレルギーを引き起こすこともあるので注意。)
  • イネ(収穫物は米)
  • スギ(住宅の柱材として利用されています。)
<対策>
マスクで花粉を体内に取り込まないよう予防し、帰宅後は手洗いうがいを念入りに!
午後は花粉が沢山飛び散るので、洗濯はできれば午前中にすませましょう。
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鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎対策とは?

鼻水・鼻づまりなどが続くと、夜も寝苦しくとても辛いですよね。

梅雨は高温多湿でアレルギーの原因となる「ダニ」や「カビ」が繁殖しやすい時期でもあります。
また、気圧の変化が大きいので、自律神経が乱れアレルギー症状が酷くなることもあるので注意してください。

アレルギー反応は、異物が入ってこないように鼻水でからめとったり、くしゃみで外に出そうとします。
また吸い込んでしまった異物を外に出そうと咳が出る。
さらに肺に異物が入らないよう気管支が細くなるので、苦しくなったり、ゼーゼーする喘息に似た症状が出たりもします。

《アレルギーを引き起こす原因》

  • ダニ(湿度60~80%になると繁殖しやすくなる。カビを餌とし、主にダニの糞がアレルギーを引き起こす原因となります。寝具・畳・縫いぐるみはダニが繁殖しやすい。)
  • カビ(エアコンなどのフィルター・石鹸カス・浴室・バスマット・押入れ・玄関など陽が当たらずジメジメしたところに繁殖します。)
  • ペットのフケ
<対策>
加湿器などを活用し、気温20°~25°/湿度50%くらいに保つのがおすすめです。
十分な換気と除湿が大切です!寝具はなるべくダニを通さないものを使用し、布団はまめに干すか、コインランドリーなどにある大きな乾燥機で高温乾燥すると良いでしょう。

また、梅雨はエアコンを使い始める時期でもあるので、フィルター掃除を忘れずに行ってください。ペットを飼われているご家庭は、シャンプーやブラッシングをまめに行い清潔に保ってあげるのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私自身、スギ花粉症で悩まされる一人ではあるのですが、言われてみれば「あーやっと花粉の時期が終わった!」と思っていても日によって「あれ?まだ花粉?それとも風邪かな?」なんて日がありました。

梅雨は花粉に加え、ジメジメ時期特有のアレルギー性鼻炎などの症状もあるので、春のスギ・ヒノキ、秋のブタクサよりも症状が重くなりやすいのではないでしょうか。

また、春・梅雨・秋と全てに当てはまってしまう方は、ほぼ一年中花粉に悩まされているわけであって、その辛さは計り知れません。

梅雨の花粉対策は、ほぼ春や秋の花粉対策と同じです。
注意することは、たまの晴れ間に一気に花粉が飛び散るので、対策を忘れずに気をつけてください。

そして、厄介なのはダニやカビです。
目に見えにくく、どこに潜伏して繁殖しているのかわからないので、十分な換気と除湿、肌につくものは常に清潔に保つことがとても大切です。

花粉・アレルギー性鼻炎の原因や対策を参考に、嫌な梅雨の時期を乗り切りましょう!!

 

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