いつも街をぶらぶらするデート。
ちょっと目先を変えて、「天体観測デート」なんていかがでしょうか?
冬は空気が澄んでいて、天体観測にはうってつけなんですよ。
しぶんぎ座流星群とは、新年早々に見られる流星群のことです。
新年始まってすぐにこの流星群を観測するデートなんて、ロマンチストな彼女が喜ぶこと間違いなしです。
今回は、しぶんぎ座流星群を見られる京都のおすすめスポットをご紹介します☆
しぶんぎ座流星群とは?
そもそも、しぶんぎ座流星群とは何なのでしょうか?
この流星群は、毎年1月1日から7日前後にかけて現れ、3日から4日に見頃を迎える流星群のことです。
ふたご座流星群・ペルセウス流星群と並び「三大流星群」の1つですが、これら2つの流星群と比べると、知名度はやや低いです。
しぶんぎ流星群は観測できる時間が短く、昼間にその時間帯が当たってしまうと見ることが難しい流星群なのです。
新年最初に現れる流星群、観測できるかどうか、なんだか運試しをするようですね。
しぶんぎ座の神話
しぶんぎ座とは、実は現在は存在していない星座なんです。
「四分儀」とは天体観測に使われていた道具のことで、18世紀末にフランス人天文学者のジェローム・ラランドが、この星座の名前を付けました。
しかし1930年頃に星座の数は88個と決められ、その時にしぶんぎ座はなくなってしまいました。
しぶんぎ座流星群の放射点は、現在「りゅう座」となっています。
りゅう座の元となった竜は、ゼウスの婚礼祝いに大地の女神ガイアが送った黄金のリンゴの木を守る存在です。
ところがヘラクレスの知恵により、その黄金のリンゴを持って行かれてしまいます。
しかし長年リンゴを護っていた功績を認められ、ゼウスによって星座にしてもらったのが、りゅう座の由来です。
しぶんぎ座流星群2019のピーク時間と方角は?
2019年のしぶんぎ座流星群の見頃の時間帯は、1月4日の0時~夜明けにかけてです。
そして、4日の11時にはピークの時間を迎えます。
流れ星を見る方向には、気をつけてほしいことがあります。
月が出ていると空が明るくなり、流れ星が見づらくなってしまいます。
ですので、月の出ていない「東側」を観測すると良いでしょう。
京都で見るならこの場所!おすすめデートスポットをご紹介!
ここからは、京都でしぶんぎ座流星群が見られるデートスポットを5ヶ所ご紹介しましょう!
・船岡山公園
〒603-8227 京都府京都市北区紫野北舟岡町
大徳寺の近くにある、高さ112mほどの丘の上にある公園です。
多くの史跡があることが有名なこの公園ですが、流れ星を見るスポットとしてもオススメです
建勲神社前もしくは船岡山のバス停が、最寄りとなっています。
・宇治川公園
〒612-8154 京都府京都市伏見区向島津田町
広々とした緑あふれる公園で野球の練習場として有名ですが、夜はひっそりとしていてゆっくりと流れ星を見ることができます。
最寄りは観月橋駅で、そこから徒歩7分のところにあります。
・かぶと山公園
〒629-3442 京都府京丹後市久美浜町向磯6
日中は久美浜湾を一望出来るスポットで、展望台やキャンプ場(4~11月まで限定)などレジャーも楽しめる公園です。
夜は豊かな自然の中で、流れ星を観測できますよ。
最寄りはかぶと山駅ですが、そこから歩いて20分程度かかるので、歩きやすい靴を履いていきましょう。
・上津屋橋付近
〒614-0000 京都府八幡市上津屋宮前川端
上津屋橋は、木津川に掛かる長さ356.5mの日本最古級の木製の橋です。
時代劇の撮影現場になることが多く、ロケ地巡りする人のあいだでも人気のスポットですが、夜には天体観測の絶好スポットとなります。
最寄りのバス停は上津屋流れ橋で、そこから歩いて5分のところにあります。
・桂川河川敷公園
〒618-0091 京都府乙訓郡大山崎町円明寺東嶋
京都一とも言われるBQQ人気スポットです。
静かな夜間には、ゆったりと天体観測もできる場所なんですよ。
山崎駅から徒歩40分と少し遠いですが、駐車場もあるので車で行くことも可能です。
流れ星を見るときの注意点
せっかくの流れ星デートのときに白けてしまわないように、いくつか注意しておきたいことがあります。
①周りがひらけた場所で観測する
周りがビルに囲まれていたり、何かに視界が遮られたところでは、流星群を見ることが難しくなります。
流星群は空全体に見られますが、より発見できる確率を上げるには、なるべく広々と夜空全体が見られる場所が良いでしょう。
②なるべく明るい場所は避ける
月明かりや外灯など、明るいものがあると流れ星が見えづらくなります。
できるだけ暗い場所で、観測をするようにしてくださいね。
広い公園内など足元が暗いところを歩くのは危険ですから、目的地まで手をつないだりしてしっかり彼女をエスコートしてあげてくださいね。
③わいわいと騒がない
いくら住宅街から遠い公園内で天体観測をするにしても、マナーは守りましょう。
普段は人気の少ないスポットでも、流星群が綺麗に見られる時期には他の人も観測に来ていることもあります。
いくらロマンチックな星空の下とはいえ、二人だけの場所ではありません。
周りに迷惑をかけないように、流星群観測を楽しみましょうね。
まとめ
しぶんぎ座流星群は、1月1日~7日あたりに見られる流星群です。
2019年の見頃は1月4日0時頃、方角は東となっています。
しぶんぎ座流星群とは、一年で最初に見られる流星群のことです。
2019年のしぶんぎ座流星群の見頃は1月4日の0時~夜明けにかけてで、ピーク時間は1月4日11時頃です。
1月の夜はとっても冷え込みます。
「寒いね、でもこうすればあったかくなるよ。」
と、流れ星デート中に彼女の体を抱き寄せてあげると、二人の中はますます深まりますよ♪
2019年、1年間の流星群についてまとめていますのでこちらもぜひご覧ください。
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